当初メイフェア社は米国で既に確立されたFarmkistのブランド名を日本でも使用する予定だったが、私たちは経験上、個々の企業のブランド名はPR活動を通じてはメディアに取り上げられにくいという特性が日本にあることを理解した上で、よりジェネリックなブランド名を使用するよう提案した。
プロモートする具体的なブランド名として、Farmkistブランドのチェリーの8割がサンタ・クララ地域で生産されることから、ジェネリックな名称である「サンタクララ・チェリー」と命名した。そして、有名なデザイナー/イラストレーターの中島潔氏に「メイフェアボーイという可愛いキャラクターを創作してもらい、これをベースにプロモーション活動を展開した。さらに、ソウルオリンピックでのテコンドーの金メダリストをサンタクララ・チェリー・クイーンに任命し、彼女の来日によるPRキャンペーンを通じて、TV、新聞、雑誌など様々な媒体に取り上げられることに成功し、多くの注目を集めた。
野生種のブルーベリーの魅力はおいしいだけでなく栄養的な価値もあり、癌や老化の防止につながるという結果が様々なリサーチから得られている。私たちは日本のブルーベリー市場を確立させるために、ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンという成分に着目した。 アントシアニンは視力の向上を促進させる作用があり、多くの日本人は近視に悩まされることから、ブルーベリー=視力回復というコンセプトをPRや広告で打ち出すことによって、日本の市場で注目を集めるのではないかと考えた。
1996年以来、北米ワイルドブルーベリー協会(WBANA)は様々なトレードショー、ベーカリーセミナー、PR、セールス・プロモーション、販促物などで積極的にブルーベリーが目にもたらす効能を、輸入業者、ベーカリー、食品メーカー等の業界を中心に訴求してきた。
米国で知名度が高いCPA事務所であるKenneth Leventhal & Company(以下KLC)のトップマネージメントは1987年に来日し、日本市場では全く認知度がない状態からビジネスのスタートを切った。そこで私たちはKLCのエグゼクティブやKLCの企業名を日本のターゲット層での認知度が高まるように、情報を発信するメディアを慎重に選択。
それらのメディアを対象としたメディアリレーション、個別インタビュー、ニュースリリースなどの活動により、また日本企業・機関の海外不動産投資ブームもあって、結果的にKLCは実績とともに、高い知名度と評価を受けるようになった。さらに、私たちは投資セミナーやレセプション、潜在投資家のデータベース作成などにも携わり、様々なプロモーション・PR活動を展開した。